BLOG

2025/01/29 23:00

初めてのライブは、期待と不安が入り混じる特別な瞬間です。

プロのドラマーでもライブでは緊張するもの。

ましてや初めての経験となれば、何をどうすればいいのか分からず戸惑うこともあるでしょう。



しかし、ライブの楽しさを知ることで、あなたのドラマーとしてのスキルはさらに磨かれます。

しっかりと準備を整え、思いっきり楽しみながら演奏しましょう!



1. 本番は練習のように、練習は本番のように


「本番は練習のように、練習は本番のように。」

この言葉を意識することが、成功のカギを握ります。

ライブで緊張しすぎて、普段の力を発揮できないのはよくあること。


しかし、普段から「これはライブだ!」と意識して練習していれば、本番でも落ち着いて演奏できるようになります。



また、逆にライブ本番でも「いつもの練習の延長だ」と考えることで、極度の緊張を和らげることができるでしょう。



緊張するのは当たり前です。

それでも、リラックスして演奏できるように、日頃の練習から「本番のつもり」で臨みましょう。




2. リハーサル時に気をつけること


リハーサルは、ライブを成功させるための重要な時間です。

ここでしっかりとチェックをしておくことで、本番に自信を持って臨むことができます。


● ライブハウスのドラムセットをチェック

普段使っているドラムとは違い、ライブハウスのドラムセットは他のバンドも使用しているため、状態が異なることが多いです。


以下の点をチェックしておきましょう。


  • スネアやタムのチューニングが適切か

  • シンバルスタンドのネジが緩んでいないか

  • ペダルの踏み心地が自分のものと違いすぎないか

  • ハードウェアのボルトが固すぎないか、緩みがないか


特に対バンイベントでは、転換時間が限られているため、スムーズにセッティングできるように事前にドラムのクセを見抜いておくことが大切です。



● 音出し時の確認ポイント

リハーサルでは、ドラムの叩き心地やシンバルの揺れ方を確認しましょう。

普段のセットと違う環境でも違和感なく演奏できるように、以下のポイントを押さえておきます。


  • キックの鳴り方と感触を確かめる

  • ハイハットの開閉具合をチェック

  • スネアのリバウンドの感触を確かめる


また、サウンドエンジニアとのやりとりも重要です。

モニターからの音が自分にとって聞き取りやすいかどうか、しっかりと確認しましょう。




3. 本番の心構え


ライブ本番は、「本番は練習のように、練習は本番のように。」を意識し、普段通りの気持ちで演奏しましょう。



● ミスを恐れない

「ミスをしたらどうしよう…」と考えると、余計に緊張してしまいます。

しかし、ライブは完璧な演奏をする場ではありません。音楽は技術だけでなく、グルーヴやエネルギーが伝わることが大切です。

多少のミスは気にせず、流れを止めないことを意識しましょう。



● バンドメンバーとのアイコンタクトを大切に

ライブでは、バンドメンバーとのコミュニケーションが重要です。

演奏中に目を合わせることで、曲の展開やテンポの変化をスムーズに乗り越えられます。

ドラムはバンドのリズムを支える役割を担っているため、余裕を持って周りを見ながら演奏しましょう。



● 観客との一体感を楽しむ

ライブは、観客と一緒に作る空間です。楽しそうに演奏することで、観客にもそのエネルギーが伝わります。

時には笑顔を見せたり、ノリを意識したりすることで、より一体感のあるステージになるでしょう。




まとめ

初めてのライブは、緊張もありますが、それ以上に楽しさと達成感が味わえるものです。

しっかりと準備をして、リハーサルで不安を取り除き、本番では思いっきり楽しんでください。



  • **「本番は練習のように、練習は本番のように」**の意識を持つ

  • リハーサルでライブハウスのドラムセットや音のチェックを徹底する

  • ミスを恐れず、バンドメンバーや観客との一体感を大切にする



このライブを経験することで、あなたのドラマーとしてのスキルと自信がさらに磨かれることでしょう。

最高のパフォーマンスを目指して、楽しんでください!