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2024/11/27 16:59
ドラマーとして長時間演奏する際、体のケアは非常に重要です。
特に腕や肩、背中への負担を軽減するためには、適切なストレッチとメンテナンスが欠かせません。
この記事では、ドラマーに特化したストレッチ方法や、体のケアに役立つ情報を詳しく解説します。
これを参考にすれば、より快適に、そして長くドラムを楽しむことができます!

1. ドラマーの体にかかる負担とは?
ドラム演奏は、全身を使うエネルギッシュな活動です。特に次の部分に負担がかかりやすいとされています:
手首・前腕
スティックを握る際、手首や前腕の筋肉に強い負荷がかかります。長時間の練習や本番で腱鞘炎になることも。
肩・首
シンバルやタムを叩く動作では、肩や首に大きな負担がかかります。これが姿勢の悪化や慢性的な痛みにつながることも。
背中・腰
ドラムを叩く姿勢が悪いと、腰痛や背中の張りを引き起こす原因になります。特に座りっぱなしの状態が長時間続く場合は注意が必要です。
2. ドラマー向けストレッチの基本
負担を軽減するためには、演奏前後のストレッチが重要です。
以下のステップを参考に、演奏前に体を温め、演奏後には筋肉をリラックスさせましょう。
演奏前のウォームアップストレッチ
手首の回転
両手を前に伸ばし、手首をゆっくり大きく回します。
時計回り・反時計回りをそれぞれ10回ずつ行いましょう。
肩の回転
両肩をすくめるように上げ、後ろへ回します。
これを5回繰り返し、肩の筋肉をほぐします。
体側ストレッチ
片手を頭上に伸ばし、反対側へ体を傾けます。
左右それぞれ10秒間ずつキープ。脇腹から背中にかけての筋肉を伸ばすのに効果的です。
股関節のストレッチ
足を肩幅より少し広く開き、ゆっくり腰を左右に動かします。
ドラムのキックペダル操作に必要な柔軟性を高めます。
演奏後のクールダウンストレッチ
片手の指を反対の手で引っ張り、軽く伸ばします。
これを各指で行いましょう。特に親指と人差し指は念入りに!
肩と首のストレッチ
頭をゆっくり左右に倒し、肩と首の筋肉を伸ばします。
5秒ずつ行うだけでも効果があります。
背中を丸めるストレッチ
座った状態で両手を前に伸ばし、背中を丸めて筋肉をリラックスさせます。
10秒キープしましょう。

3. 姿勢を整えるためのコツ
ドラマーにとって良い姿勢を保つことは、体の負担を減らすための第一歩です。
以下のポイントを意識してください
椅子の高さ
太ももが床と平行になる高さを目安に調整しましょう。
これにより、腰への負担が軽減されます。
スティックの握り方
スティックを強く握りすぎると手首に余計な負担がかかります。
リラックスして握ることを心がけましょう。
適切なセッティング
ドラムセットの配置が体に合わないと、無理な動作が生じます。
スネアやタム、シンバルは、無理なく手が届く位置に配置してください。
4. ドラマーの体のケア方法
演奏後の疲労を和らげるためのケアも欠かせません。
以下の方法を試してみてください。
アイシング
特に疲労が溜まりやすい手首や肩に、アイスパックで冷却を行いましょう。
炎症を抑え、回復を早める効果があります。
マッサージ
筋肉をほぐします。
腕や背中のコリを解消するのにおすすめです。
適切な栄養補給
筋肉の回復を助けるため、演奏後にはタンパク質を意識して摂取しましょう。
プロテインや高タンパクな軽食が効果的です。

5. 日々のトレーニングで長期的なパフォーマンスを向上
ドラマーとして長期間活躍するためには、日々の体づくりも重要です。
以下のエクササイズを取り入れてみてください。
軽いウェイトトレーニング
腕や肩を鍛えることで、演奏時の負担を軽減できます。
軽めのダンベルを使ったトレーニングがおすすめです。
有酸素運動
心肺機能を高めることで、長時間の演奏中も疲れにくくなります。
ジョギングやサイクリングを取り入れましょう。
ヨガやピラティス
柔軟性と体幹の強化に効果的です。姿勢の改善にもつながります。
まとめ
ドラマーにとって、演奏そのものだけでなく、体のケアも同じくらい大切です。
適切なストレッチやケアを日常的に取り入れることで、パフォーマンスの向上や怪我の予防が期待できます。
ぜひ、この記事で紹介した方法を実践し、快適にドラムライフを楽しんでください!
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